宗教コワイ。。 知らない間に日蓮正宗の信徒になっていました(*_*;

2017年9月12日

私の地元は浄土真宗が多く、母からは「うちは浄土真宗だよ」と言われていました。

もう亡くなった祖父の家にはでかい仏壇があり、祖父が念仏を唱えているのを目にしたことがあります。

両親はそれほど宗教に熱心なわけではなく、いわゆる普通の家だったと思います。

 

そんな私が日蓮正宗の信徒になっていました。

いつのまに?

心当たりがないわけではない。

というより、あの時しかない。。

たったあれだけで入信してしまえるものなの?

宗教コワイ

 

(追記:コメ欄より私は顕正会という所に入ってしまっていたようです)

(さらに追記)どうやらまた違う所のようです。素人にはよく分からない。
というより、なんかよく分からんものに入信させんでほしい。

 

唐突にお寺に誘われる

あれは5月中旬のこと。時は昼下がり。場所は都内某所。

とある事情で女性(以後Tさん)とお茶をすることになりました。

面識はないがLINEはすでに交換していたので、何度かやり取りをして、その子が指定した喫茶店で落ち合いました。

 

Tさんは顔は童顔丸顔。目が大きく顔が整っている。かなりかわいい。胸はないが若干小柄ながらスタイルはいいと思う。

なにより目がきれいで笑顔がまぶしい。そして明るい。

 

コーヒーを飲みつつ、雑談をする。

Tさんは私の話を興味深そうに聞き、相づちをうち、よく表情を変え反応してくれる。

またその子の話には裏表がなく、正直に生きているという印象だった。

すごくいい子だと思う。

邪心が全くない。

 

話の中で読書週間の話になりました。

読んで面白かった本の感想を言い合っている中で、私が昔読んだ仏教の教えを優しく書いた本の話をしました。

思えばこの時のTさんのテンションが一気に上がっていたように思う。

うろ覚えながらその後こんなやりとりをしました。

 

T「仏教に興味があるんですか!?」

私「仏教の考え方にはすごく関心あるよ」

T「そうですよね。私はふとしたきっかけでお寺に行って、すごく変われたんです。」

私「お寺いくの?」

T「はい!お寺に行ってると周りがガラッと変わって、なぜだかいいことばかりなんです!」

私「へぇ~」

T「お寺に興味あるんですか!?」

私「お寺を見てもなんも感動がない。全部同じに見える」

T「この後、ご予定ありますか?」

私「夜までなら空いてるよ」

T「お寺行きましょう!この近くにあるんです」

私「近く?なんか奇遇だね」

T「これは縁です!」

私「そだね。たまたま仏教の話になっただけなのに、なんか偶然にしてはできすぎだよね」

T「行きましょう!すぐ近くです!」

 

という流れで私は寺に行くことになるのであった。

 

お寺に到着。お題目を唱える

お寺は住宅街の真ん中にあり、かなりきれいな建物のようだ。

聞けばその子は毎日来ているとのこと。

そして言われるがままに中に入りました。

そこでTさんは私に住職?を紹介してくれました。

 

住「これは不思議な縁ですね」

私「今日、まさか寺に来るとは思いませんでした」

住「せっかくなのでお題目を唱えていきませんか?」

私「お題目?」

 

(漢字がいっぱい書いてある20ページぐらいある手帳を渡される)

 

住「これに書いてあることを私たちと一緒に唱えてください」

私「へぇ」

T「せっかくだからやりましょう!」

私「そだね。せっかくだし」

 

そうして別室に通される。

何人か人がいるようだ。

周りには立派な仏具がいっぱい並んでいる。

真ん中に「南無妙法蓮華経」と書いてあるでっかい札?が印象的だ。

それに向かってお題目を唱えるらしい。

 

とりあえず言われるがままにやってみる。

正座をして姿勢を正す。

数珠をもらったので手を通してみる。

住職がなんか唱え始めた。

すると周りの人も続いて唱え始める。

どうやらその手帳を読み上げているらしい。

それに合わせて自分も声を出してみた。

かなりはやい。手帳なしで唱えている人までいる。

普段の仕事はそれほど大きな声を出さないので、のども疲れてくる。

カラオケで一曲目で声がやられる自分にはきつい。

一同「南無妙法蓮華経~~~~~~~~~~~~~~」

 

と、20分ぐらいすると終わったようだ。

住職も片づけを始めた。席を立つ人もいる。

そして時間もちょうどいい感じになっていた。

そろそろおいとませねば。

この後、かわいい女の子(小柄な巨乳)に誘われたパーティがある。

坊主より巨乳である。

 

私「そろそろ帰るよ」

T「そうですね。かなり時間が経ちましたね」

私「この手帳と数珠はどうすればよいですか?」

住「差し上げますよ」

私「あれいいんですか?」

T「大切なものだからなくさないで下さいね!」

住「今日のお気持ち頂いても良いですか(うろ覚え、なんか専門用語)」

私「あっ、そういうものなんですね(拝観料かな?)」

 

(千円払う)

 

T「今日は来て頂いてありがとうございました!」

私「こちらこそありがとう」

 

とお寺を後にしたのでありました。

このあとは六本木の暗い地下のスペースで行われた陽気なパーティに出席。

25歳アパレル系の巨乳の子と話が盛り上がって楽しかった。

 

うーむ、一日の行動の落差がすごい。

 

いつのまにか入信していたことが判明

その後、何度かTさんにお寺を誘われたが予定が合わず断っていました。

 

そのまま約半年・・

しばらくTさんとはLINEのやりとりもなかったので、疎通確認がてらLINEを送ることにしました。

するとやはりお寺に行く話に。

予定が空いてる日だったので行くことにしました。

お題目は発声練習にもなるし、たまにはいいかな。

お寺に行くと、Tさんに何人か紹介されました。

 

しかしその話を横で聞いていると、なんか様子が違う。

会ったことのない人まで私のことを知っているし。(てか今日が二回目)

 

どうやら私は信徒になっていたようです。

 

いつのまに?

いや不利益にならないのなら別にいいけど・・

こんなに簡単に入信できるものなのか?

 

ここで問いただすとめんどくさいことになりそうなのでとりあえず話を合わせることに。

お寺にいる人たちは誠実で温和そうな人が多い印象だったので穏便にすませたい。

とりあえず日蓮上人の素晴らしさと、ほかの宗派が嘘の教えとかそんな話を聞いた。

そんで今日のところはおとなしく退散したのでした。

 

帰ってから創価学会の友人(以下S氏)に相談してみた。

以下LINEのやりとりの抜粋。

 

私「知らぬ間に日蓮正宗に入信してた」

S「久々なのにいきなり爆弾発言ですね」

私「てか日蓮正宗でいいのか?」

S「お題目唱えました?」

私「南無妙法蓮華経ってやつ?」

S「そうそうそれです。お布施を要求されませんでした?」

私「そいえば1000円払ったな。拝観料かと」

S「それは入信のお布施です!」

私「まじか」

S「仏具渡されませんでした?」

私「数珠もらったよ。プレゼントかと」

S「おめでとうございます。信心がんばってください」

私「これだけで入信したことになるものなの?」

S「向こうはノルマが厳しいと噂ですよ」

私「まじか」

S「退会するなら相談にのりますよ」

私「特に不利益がないのなら別にいいや」

S「ふむ」

私「南無阿弥陀仏」

S「おいw」

 

今回の件で思うこと

まったく意図せず宗教の世界に触れたわけですが学びはありました。

 

今回のTさん。

私を日蓮正宗に誘った女性ですが、すごくいい子です。

元気で正直で邪心がない。まっすぐ生きている。

まるで世の中に悪い人などいないかのように。

 

私を引き入れたのも善意からくるものなのでしょう。

最初のお茶をしたとき、彼女は私をお寺に連れて行くつもりはなかったのだと思う。

しかし私がたまたま仏教の話を出した。

そしてたまたま近くに彼女の通うお寺があった。

(お茶の後、お寺に行くために最寄駅のこの喫茶店を指定したのだろう)

 

彼女はなにか運命的なものを感じたのかも。

思い込みのはげしい子だとは話していても感じた。

 

マルチもそうけど勧誘する人達は善意から行動している。

騙そうとしているつもりはないのだ。

心から教えなり、ビジネスに心酔しているからこそ勧めてくる。

 

宗教とマルチは似ているところが多い。

本人が幸せならそれでいいと思う。

 

気に入らないのは私の意思を無視して入信させられていたこと。

これはさすがに問題だろう。

 

来週その子と新宿でお茶をすることになったので、問い詰めます。

泣いてしまうかもな。。

いい子だから、泣かせたくないんだが。。

でも言っておかないと、その子のためにもならんよなぁ。

 

追記 後日談

別記事にしようと思ったけど、内容がそれほどないのでここに追記。

 

その子と会ってきました。

結論から言うと、はぐらかされました。

 

「おい!問い詰めるんじゃなかったのか!」

 

とお怒りの方。

ほんとすいません(汗)

 

でもその子めっちゃかわいいんですよ。

童顔でおっぱいはないけどスリムで、表情豊か。

顔見てたら、どうでもよくなりました。

3時間も喫茶店でおしゃべりしてしまいました。

楽しいひと時でした。

 

天の声 < ほんと男の人ってちょろいですね

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