知的さと謙虚さに好印象!ニュースキンの説明会に行ってきました
ネットワークビジネス界隈に縁があるのか、ニュースキン(Nu Skin)の説明会に誘われました。
過去記事 (マルチ「ニュースキン」の本社に行ってきました) の時に私を誘った人とはまた別の人です。
アムウェイにはいまだ遭遇したことがないのに、ニュースキンには縁があるようですね。
ニュースキンのシャンプーを使っているから、その香りにつられてディストリビューター(販売代理人)が引き寄せてられているのかも……?
会場はアットホームな雰囲気
都内某所。待ち合わせ場所に到着。
今回の勧誘者である知的な女性Aさんと合流。
さっそく新宿のとある会場へ。
会場は30人規模の貸し会議室で、すでに20人ほど室内にいた。
半分は勧誘した側だとすると、残り半分は今回の紹介者かな?けっこういるもんだ。
男女比は同じくらいで、20~30代が多い様子。
受付の気のいい兄さんに参加費1000円を渡し、Aさんに言われるがままに着席。
と、会場の前方に見慣れた本を発見!
改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント:経済的自由があなたのものになる (単行本)
マルチ御用達のロバキヨ本である。
ロバキヨ本とは? ( Amazonから引用)
本書は…金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる。お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。そして、お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれる。
要は自分ではなくお金に働いてもらって、不労所得を得ようという本です。
その本の中にネットワークビジネスについて勧めている箇所があり、マルチが勧誘によく使うようです。
しかし本自体は良書なので、マルチうんぬんなしにお勧めの一冊です。
私もこの本を読んでから株式投資を始めたクチです。
と、ロバキヨ本に気を取られているうちに、開始時間になったようだ。
説明会が始まった。
講師がなぜネットワークビジネスを始めたのか、の話
ニュースキンとは何ぞやという前に講師自身の話から始まるようだ。
この話がすごくおもしろい!
話し方もうまい。適度に聴講者をいじり話を飽きさせない。ストーリーもよくできている。
会場もじょじょに温まってきた。
「えー!」「おー!」「へぇー!」などわざとらしい反応が実に気持ち悪い。
その内容は概ね、
- 若いころはやんちゃだったこと。
- 結婚したこと。
- 子供ができたこと。
- 本業が忙しすぎたこと。
- 家族との時間がなかったこと。
- この生活でよいのかと疑問を持ち始めること。
と続く。この辺りは共感できるところであり、考えさせられる。
さらに
- ふとロバキヨ本に出会うこと。
- この生活の抜け出し方に気づき、動き始めること。
- しかし動き方が分からず、失敗を重ねること。
- メンター(指導者)に出会うこと。
- メンターの指導のもと、うまくいきはじめること。
ということだった。ここまで正味一時間ほど。
要約するとシンプルだが、講師の話しがうまいので、退屈ではなかった。
この人は他の営業の仕事をしてもやっていけるタイプだと思う。
ニュースキン(Nu Skin)とはなんぞや、という話
ここからニュースキンの話になる。
- 時間と経済的自由を手に入れるには、不労所得を得るしかないこと。
- 普通の家庭に育ったものは、そうした教育を受けていないこと。
- しかしそうした情報とノウハウはニュースキンが教えてくれること。
- 創業者が悪い健康商品にうんざりしたことから、ニュースキンの商品ができたこと。
- 商品が話題になり、爆発的に売れたこと。
- 宣伝費、広告費より研究開発費にお金をかけるということ。
- 宣伝は個人の口コミで行うということ。
- 宣伝してくれた人には報酬を支払うということ。
- ニュースキンはニューヨーク証券取引所に上場している信用度の高い企業であること。
- 世界60か国で展開していること。
- ニュースキンは歴史ある企業だということ。
- 最先端の遺伝子研究を行っていること。
- ニュースキンはエイジングケア業界にイノベーションを起こしているということ
- ニュースキンの売り上げは上がり続けていること。
と続いた。
テレビCMや紙面に広告をうたないので、名前を知っている人は意外と少ない。
知っていても「マルチのあやしいやつ」ぐらいの認識だろう。
また「商品自体はよい」という話も聞く。
いろいろな噂を耳にしてきたニュースキンだったが、ぼやっとした霧が晴れた気がした。
会員と代理販売と権利収入の話
ここからがお待ちかねの権利収入の話である。
- まず自分が良い製品かどうかを判断することが大切だということ。
- 気に入ったら製品を他の人に勧めるということ。
- そのための商品を販売するためのサポート体制はしっかりできていること。
- プリファードカスタマーに登録すると製品を安く買うことができるということ。
- さらにディストリビューター(代理店)契約すると、その製品をほかの人に販売することができるということ
- その人に定価で販売すれば、差益を得ることができるということ。
- その人を製品の愛用者になってもらいなさいということ。
- その人がディストリビューターになって製品を売ると、自分にも収入が入るということ。(権利収入)
- 大切な仲間ができること。
- 仲間とともに成長できるということ。
最後に、「あなたの人生の目的は何か?」とでかでかとパワポに出て2時間の講義は終わった。
2時間ぶっ通しながら、おもしろかった。
2時間映画の途中で飽きてくる自分でも退屈なく話を聴けた。
人前で自信を持って発表できる人は尊敬できる。
ちょっと気になった統計の話
今回の話の中でちょっと興味深かったのは、どれくらいの人が権利収入を得ているかという統計です。
じつはニュースキンの公式ページ(URL)に公開されているとのこと。
タイトルというのはよく分からない。
トップは1000万稼いでいるようだ。
販売を行っている人が約20000人。
気になるのは本業を辞めて、権利収入のみで暮らすための最低ラインを500万円だとすると300人くらいしかいないということ。
経済的・時間的自由を手に入れた人が300/20000 だけ・・
いや。。毎年100万の権利収入があるだけでもたいしたものだと思う。しかし経済的・時間的自由は手にできない思う。
見方が間違っている?
正しい見方を知っている人がいたら教えてください。
しかし、これを公開するのは大したもんだと思います。
この統計を見るために公式サイトに行ってみたけれど、サイトの作りが丁寧でセンスがある。
細かい情報や統計もしっかり出しているようだ。
私が前回大変お世話になったリゾネットの公式ページと比較してみてください。
ニュースキン → URL
リゾネット → URL
リゾネットのサイトは手抜き感を感じませんか?
1分で全ページを見ることができる。
というか何の会社なのかもわからない。
夜逃げ前のぼろい商店のようだ。
この情報が全くない内容すかっすかのページとニュースキン公式サイトを比較すると、ニュースキンがまともな会社に見える(失礼)。
さすが歴史ある企業だということでしょうか。
今回の説明会の感想
今回の説明会はたいへん面白かった。
どうやらニュースキンというところは、こうした説明会を少数のグループ単位で行っているようです。
その少数規模の中でも、これだけの講義をできる人がいるというのは大したものだ。
ひとつひとつのグループのレベルが高いのかもしれない。
リゾネットは本社で百人規模でやってましたよね → 過去記事(マルチ「リゾネット」の説明会に行ってきました)
あそこはセールスペーパーを渡すだけだから、そうしたスタイルにならざるをえないのでしょう。
そういえばリゾネットには「成長」というキーワードがなかった気がする。
「遊んで稼ぐ」が売りだったかな。
Facebookでリゾネット臭い更新をしている人がDQNくさいのはそのためか?
DQNは成長なんて興味ないしね。
今回の説明会を行ったグループは全体的に知的でクールな人たちに見えました。
マルチ特有の躁状態な人もいないし、汗臭い感じもしなかった。
そいえば前回私を新宿のニュースキン本社?(エクスペリエンス センターというらしい)に誘った人も知的な女性でした。
ニュースキンは知的な人が多いのかも?たまたま?
しかしそれはそれ。
私はネットワークビジネスをする気はまったくない。
その辺の私の考えは過去記事参照 ( マルチで成功する人はこんな人だ! )
勧誘活動をはじめると今のまわりの友達を失ってしまうし、マルチ臭漂わせて新たな人脈を作っていく自信もない。
気が付けばまわりがマルチの人だけになりそうだ。
今のつながりを大切にしたい。
それと、この口コミをベースにしたネットワークビジネスに致命的な問題が進行中であることに気づきました。
テクノロジーの進化と人間の怠惰が生み出した驚異のシステム…
これに気づいてしまうと、今ネットワークビジネスを始めることが危険だと分ります。
この件に関しては、別記事の予定。乞うご期待。
ディスカッション
コメント一覧
通りすがりのものです。
所得は申告しないとダメですが、個人事業は自主申告なので、サラリーマンなどをしているよりは手元に残るお金が多くなります!
経費で落とせばほとんど税金を支払わなくてすみます。上手な人だとサラリーマンの5分の1ぐらいしか税金を納めてないんじゃないでしょうか?
なので、300万も収入あればサラリーマンの平均年収の人よりは豊かになるかと!
筆者さんは頭がいいのでわかってると思いますが、図々しくコメントさせてもらいました
会員価格と通常価格の差益で儲けようって物凄く貧乏くさい事してますね。
> 経費で落とせばほとんど税金を支払わなくてすみます。上手な人だとサラリーマンの5分の1ぐらいしか税金を納めてないんじゃないでしょうか?
> なので、300万も収入あればサラリーマンの平均年収の人よりは豊かになるかと!
んなわけあるか。
給与所得控除の有り難みを実感するのが関の山。