知的さと謙虚さに好印象!ニュースキンの説明会に行ってきました

2017年4月29日

ネットワークビジネス界隈に縁があるのか、ニュースキン(Nu Skin)の説明会に誘われました。

過去記事  (マルチ「ニュースキン」の本社に行ってきました の時に私を誘った人とはまた別の人です。

アムウェイにはいまだ遭遇したことがないのに、ニュースキンには縁があるようですね。

ニュースキンのシャンプーを使っているから、その香りにつられてディストリビューター(販売代理人)が引き寄せてられているのかも……?

 

会場はアットホームな雰囲気

都内某所。待ち合わせ場所に到着。

今回の勧誘者である知的な女性Aさんと合流。

さっそく新宿のとある会場へ。

会場は30人規模の貸し会議室で、すでに20人ほど室内にいた。

半分は勧誘した側だとすると、残り半分は今回の紹介者かな?けっこういるもんだ。

男女比は同じくらいで、20~30代が多い様子。

 

受付の気のいい兄さんに参加費1000円を渡し、Aさんに言われるがままに着席。

と、会場の前方に見慣れた本を発見!

 

マルチ御用達のロバキヨ本である。

ロバキヨ本とは?  ( Amazonから引用)

本書は…金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる。お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。そして、お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれる。

 

要は自分ではなくお金に働いてもらって、不労所得を得ようという本です。

その本の中にネットワークビジネスについて勧めている箇所があり、マルチが勧誘によく使うようです。

しかし本自体は良書なので、マルチうんぬんなしにお勧めの一冊です。

私もこの本を読んでから株式投資を始めたクチです。

 

と、ロバキヨ本に気を取られているうちに、開始時間になったようだ。

説明会が始まった。

 

講師がなぜネットワークビジネスを始めたのか、の話

ニュースキンとは何ぞやという前に講師自身の話から始まるようだ。

この話がすごくおもしろい!

話し方もうまい。適度に聴講者をいじり話を飽きさせない。ストーリーもよくできている。

会場もじょじょに温まってきた。

「えー!」「おー!」「へぇー!」などわざとらしい反応が実に気持ち悪い。

 

その内容は概ね、

  • 若いころはやんちゃだったこと。
  • 結婚したこと。
  • 子供ができたこと。
  • 本業が忙しすぎたこと。
  • 家族との時間がなかったこと。
  • この生活でよいのかと疑問を持ち始めること。

 

と続く。この辺りは共感できるところであり、考えさせられる。

さらに

  • ふとロバキヨ本に出会うこと。
  • この生活の抜け出し方に気づき、動き始めること。
  • しかし動き方が分からず、失敗を重ねること。
  • メンター(指導者)に出会うこと。
  • メンターの指導のもと、うまくいきはじめること。

 

ということだった。ここまで正味一時間ほど。

要約するとシンプルだが、講師の話しがうまいので、退屈ではなかった。

この人は他の営業の仕事をしてもやっていけるタイプだと思う。

 

ニュースキン(Nu Skin)とはなんぞや、という話

ここからニュースキンの話になる。

  • 時間と経済的自由を手に入れるには、不労所得を得るしかないこと。
  • 普通の家庭に育ったものは、そうした教育を受けていないこと。
  • しかしそうした情報とノウハウはニュースキンが教えてくれること。
  • 創業者が悪い健康商品にうんざりしたことから、ニュースキンの商品ができたこと。
  • 商品が話題になり、爆発的に売れたこと。
  • 宣伝費、広告費より研究開発費にお金をかけるということ。
  • 宣伝は個人の口コミで行うということ。
  • 宣伝してくれた人には報酬を支払うということ。
  • ニュースキンはニューヨーク証券取引所に上場している信用度の高い企業であること。
  • 世界60か国で展開していること。
  • ニュースキンは歴史ある企業だということ。
  • 最先端の遺伝子研究を行っていること。
  • ニュースキンはエイジングケア業界にイノベーションを起こしているということ
  • ニュースキンの売り上げは上がり続けていること。

 

と続いた。

テレビCMや紙面に広告をうたないので、名前を知っている人は意外と少ない。

知っていても「マルチのあやしいやつ」ぐらいの認識だろう。

また「商品自体はよい」という話も聞く。

いろいろな噂を耳にしてきたニュースキンだったが、ぼやっとした霧が晴れた気がした。

 

会員と代理販売と権利収入の話

ここからがお待ちかねの権利収入の話である。

  • まず自分が良い製品かどうかを判断することが大切だということ。
  • 気に入ったら製品を他の人に勧めるということ。
  • そのための商品を販売するためのサポート体制はしっかりできていること。
  • プリファードカスタマーに登録すると製品を安く買うことができるということ。
  • さらにディストリビューター(代理店)契約すると、その製品をほかの人に販売することができるということ
  • その人に定価で販売すれば、差益を得ることができるということ。
  • その人を製品の愛用者になってもらいなさいということ。
  • その人がディストリビューターになって製品を売ると、自分にも収入が入るということ。(権利収入)
  • 大切な仲間ができること。
  • 仲間とともに成長できるということ。

 

最後に、「あなたの人生の目的は何か?」とでかでかとパワポに出て2時間の講義は終わった。

2時間ぶっ通しながら、おもしろかった。

2時間映画の途中で飽きてくる自分でも退屈なく話を聴けた。

人前で自信を持って発表できる人は尊敬できる。

 

ちょっと気になった統計の話

今回の話の中でちょっと興味深かったのは、どれくらいの人が権利収入を得ているかという統計です。

じつはニュースキンの公式ページ(URL)に公開されているとのこと。

 

%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%83%b3%e7%b5%b1%e8%a8%88

タイトルというのはよく分からない。

トップは1000万稼いでいるようだ。

販売を行っている人が約20000人。

気になるのは本業を辞めて、権利収入のみで暮らすための最低ラインを500万円だとすると300人くらいしかいないということ。

経済的・時間的自由を手に入れた人が300/20000 だけ・・

いや。。毎年100万の権利収入があるだけでもたいしたものだと思う。しかし経済的・時間的自由は手にできない思う。

見方が間違っている?

正しい見方を知っている人がいたら教えてください。

 

しかし、これを公開するのは大したもんだと思います。

この統計を見るために公式サイトに行ってみたけれど、サイトの作りが丁寧でセンスがある。

細かい情報や統計もしっかり出しているようだ。

私が前回大変お世話になったリゾネットの公式ページと比較してみてください。

 

ニュースキン → URL

リゾネット → URL

 

リゾネットのサイトは手抜き感を感じませんか?

1分で全ページを見ることができる。

というか何の会社なのかもわからない。

夜逃げ前のぼろい商店のようだ。

この情報が全くない内容すかっすかのページとニュースキン公式サイトを比較すると、ニュースキンがまともな会社に見える(失礼)。

さすが歴史ある企業だということでしょうか。

 

今回の説明会の感想

今回の説明会はたいへん面白かった。

どうやらニュースキンというところは、こうした説明会を少数のグループ単位で行っているようです。

その少数規模の中でも、これだけの講義をできる人がいるというのは大したものだ。

ひとつひとつのグループのレベルが高いのかもしれない。

 

リゾネットは本社で百人規模でやってましたよね → 過去記事マルチ「リゾネット」の説明会に行ってきました

あそこはセールスペーパーを渡すだけだから、そうしたスタイルにならざるをえないのでしょう。

そういえばリゾネットには「成長」というキーワードがなかった気がする。

「遊んで稼ぐ」が売りだったかな。

Facebookでリゾネット臭い更新をしている人がDQNくさいのはそのためか?

DQNは成長なんて興味ないしね。

 

今回の説明会を行ったグループは全体的に知的でクールな人たちに見えました。

マルチ特有の躁状態な人もいないし、汗臭い感じもしなかった。

そいえば前回私を新宿のニュースキン本社?(エクスペリエンス センターというらしい)に誘った人も知的な女性でした。

ニュースキンは知的な人が多いのかも?たまたま?

 

しかしそれはそれ。

私はネットワークビジネスをする気はまったくない。

その辺の私の考えは過去記事参照  マルチで成功する人はこんな人だ!

勧誘活動をはじめると今のまわりの友達を失ってしまうし、マルチ臭漂わせて新たな人脈を作っていく自信もない。

気が付けばまわりがマルチの人だけになりそうだ。

今のつながりを大切にしたい。

 

それと、この口コミをベースにしたネットワークビジネスに致命的な問題が進行中であることに気づきました。

テクノロジーの進化と人間の怠惰が生み出した驚異のシステム…

これに気づいてしまうと、今ネットワークビジネスを始めることが危険だと分ります。

この件に関しては、別記事の予定。乞うご期待。

 

マルチ撃退の魔法の言葉が、MLMの問題点を分析すると見えてきた!

スポンサーリンク