知らなきゃ損する単利と複利の話

2017年1月24日

単利と複利の話です。

何の話か分からない?

いや、あなたが普通預金を契約したときの説明にもこっそり書いてありましたよ。

銀行の普通預金は複利です。

よかったですね単利じゃなくて。

でも金利0.02%の普通預金ならぶっちゃけどうでもいいです。単利でも複利でも。

利息があってもなくても変わらないしね。

世の中には金利数%の利率の金融商品があります。

そうした時は、単利か複利か必ず確認してください。

 

単利とは何ですか


 

単利とは預けた元本に対して利息が付きます。

最初に金利10%の金融商品を100万円で購入した場合、

1年目 110万円

2年目 120万円

3年目 130万円

10年目 200万円

 

10年間で利息は100万円になりました。

あなたの口座には200万円入っているでしょう。

結構ある?そう思ったら、次の複利の話を見たら、目が飛んでくかもしんないっす。

 

複利とは何ですか


 

複利とは、これまでの利息を含んで、利息が付きます。

最初に金利3%の金融商品を100万円で購入した場合、

1年目 110万円

2年目 121万円

3年目 133.1万円

10年目 259.3万円

 

10年で利息は159万円になりました。

あなたの口座には259万円入っているでしょう。

これが複利の力です。

預けておくと、それだけお得。それが複利です。11年目以降の利息はさらに増えていきます。

雪だるまを作ったことがありますか。

最初の手のひらほどの雪玉を転がしても、それほど雪は付着しません。

しかし、自分の背丈ほどの玉になると、一回転するだけで、大量の雪が付着します。

転がせば転がすほど大きくなる、それが複利です。

 

複利を計算機で計算しよう


 

複利を暗算するのは大変です。

しかし計算機というのは便利なもので、簡単に複利計算ができます。

最初に金利10%の金融商品を100万円で購入した場合の計算をしてみましょう。

 

1.電卓に 「1,100,000」と打ち込む (1,000,000 × 1.1だから)

2.「×」 を2回打つ

3.「=」 を打つと、2年目

4. もう一度 「=」 を打つと、3年目・・・

 

こうやって計算します。いやー意外と便利だ電卓。関数電卓とか特に必要ないっすよ。

 

金持ちほど得をする複利のパワー


 

今回は100万円で計算しましたが、1億だったらどうでしょう。

10年目で2.59億円になります。

この中の0.05億ぐらい毎年引き出してても、次の年の利息はほとんど変わらないです。

0.05億といっても、500万円。日本人の平均の年収です。

サラリーマンは毎日通勤2時間、職場で8時間、余暇時間6時間、睡眠8時間。

これだけしてやっと稼いだ500万円を、金持ちは何もしないで得ています。

しかも睡眠が8時間としても、余暇時間が16時間もある。

この時間を投資や勉強に使うと、さらに資産を増やして、大きな利息を得ることができる。

そう、金持ちほど有利なのです。

フランスの経済学者トマ・ピケティは著書「21世紀の資本」でいいました。

働いて得る所得より、利息のほうが大きいと。

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すいません読んでないっす。でも概ねいいたいことはあってるはず。

そんなわけで、くだらないものにお金を使ってないで、しっかり資産を増やしていこうって話です。

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